激動の2009年が終わり2010年が始まった。
気がつけばあの2000年問題から早いことで10年も経った。
この10年で携帯業界は大きく変わり勢力図も変わった。
今回は2010年を語る上で昨年2009年を振り返ってみたい。
|ハイスペックorエントリー、ミドルクラスの欠如

ハイスペック端末代表であるWillcom社の「Advanced Willcom ZERO-3 es」
2009年は携帯各社のいわゆる「分離プラン」が概ね浸透し同じ端末を2年使うのが当たり前になってきた。
そのため買い替えのサイクルは伸び悩み弱者は生き残る道を探していたかのように思える。
携帯端末が高くなったとは言えハイスペックを買い漁るようなモバイラーか携帯なんか1円だろ?と言うまだ時代の流れについて行けない者。
このどちらかに大きく分かれた1年だった。
そこで携帯キャリアは考えた。飛び切りのハイスペック機と生産コストを切り詰めたエントリーモデルの2つを充実させることを。
一方では「液晶テレビにタッチパネルを搭載しハイスピードなインターネットができる高画質デジカメに通話機能をつけた物」。

DoCoMoのハイスペック端末「P-07A」 8.1メガピクセルカメラなど高品質
もう一方では「写メールにiモード全てに秀でたものがなく対応していないサービスもある電話機」。
ドコモが700、900シリーズを改定したのには、そんな裏があるのでは?とも思えてならない。
やりすぎのハイスペックよりも手ごろなミドルクラスの充実こそが顧客の端末満足度を押し上げるのではないだろうか?
価格、性能、バランスの取れた端末を願ってやまない。
そしてメーカー側もキャリアをまたいでパーツを共通化したり、メーカー間で共同開発したりで変わり栄えのしないラインナップになってしまった感も否めない。
今年は各メーカー得意分野をどんどん延ばして魅力的な端末、「らしい」端末を期待したい。
|ハイスペック機の優等生?スマートフォンの市民権獲得
一昔前ではQWERTYキーボードがついた携帯端末を持っているのが知られたら「ヲタ」のレッテルを貼られたものだが、近頃ではそうではないようだ。
家電量販店の携帯コーナーなどではフルキーボード搭載機やブラックベリー、iPhoneを吟味しているユーザーも少なくない。
auを除く各社にも力が入ってきているように見受けられる。
今年はwindows mobile6.5も本格始動し大きな期待を寄せていきたい。
NOKIA日本再上陸とかあったらかなり嬉しいのだが…

DoCoMoが発売したBlackBerry オバマ大統領も惚れる素晴らしいデザイン
ちなみに筆者はWS027SHことHYBRID W-ZERO3。
発売日に朝から行って買う程の熱の入れ様だ。
休み取り、上司にも希望休理由は「willcom新商品発売です!!」と力いっぱい伝えたら、渋い顔で分かってくれた。
翌日、出社してもデスクはありひと安心。
契約からレポートする予定なので是非興味ある方はチェックして欲しい。(※1)
|次世代通信の始動

XGP発表時の様子
モバイルWiMAXやXGPと言った次世代通信が始まった年でもあった2009年。
携帯主要3社はLTEと言った通信技術を表明し実用化に向けて動き出している。
これらは新しいスタンダードな通信技術になるであろうから目が離せない。
ドコモ、ソフトバンクはW-CDMAの延長、発展系なのでよいがauがどれくらいの展開スピードを出せるか見ものだ。
初期のFOMAの様な失態は経営に打撃を与えかねないので注意が必要だ。
ところでXGP………どうなるんだろう?
XGP(笑)にならないで欲しい。筆者の切なる願いだ。
以上のように業界全体が停滞気味の昨年の中にも新たな動きが見られる年であったと筆者は思う。
それらが今年どのように花開くか、または散って行くのか見守り続けたい。
(ライター: アンドロイド@カズキ)
※1 1月28日発売当日に催促レポートを掲載予定です。













