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第7回 ソフトバンクの施策、思惑

Image1
またまた長らく間が空いてしまったが、今回は難解なソフトバンクの施策「のりかえ割」について記事にしてみようと思う。

ソフトバンクモバイルは9/1より「のりかえ割」という名のMNP促進キャンペーンを始めた。

MNPで契約、もしくは他社携帯を解約予定、解約済みであれば一定の条件を満たしていれば5ヶ月基本使用料無料そして契約後3ヶ月間の平均請求額が1万円以上で+5ヶ月基本使用料無料、お父さんスリッパをプレゼントと言う内容。



基本使用料無料は以前も一部の地域で行われていたキャンペーンで今回の目玉はスリッパと他社携帯を解約予定、解約済みでもその特典を受けられることだ。


解約済みの場合はソフトバンクを新規契約時に解約時の書類を店頭に持って行く。解約予定の場合は新規契約時に解約予定の番号をあらかじめソフトバンクにエントリーしておく。

そしてその日から40日以内に解約が確認されれば特典を受けることが出来る。(話は脱線するがどうやって確認してるのだろうか?毎日ワン切り?)


Image2



その場でMNPじゃなくても良い点が今までより敷居が低くなって魅力的なキャンペーンになった。

さらに「ただともプログラム」と併用で最大15ヶ月間基本使用料無料になる。


このキャンペーンを開始するにあたってネット上でも批判の対象であった基本使用料が月月割の対象から外れミニマムチャージが高くなった改悪は幾らか影を潜めた。

※ミニマムチャージ
最低月額料金の意




ここでこれらのソフトバンクの改訂、キャンペーンは何を意味しているか考えてみたい。

最近のソフトバンクの純増数は鈍化してきている。


大御所のドコモに詰め寄られてる状況だ。現に7月度の純増数は2位に転落してしまった。次月もiPhone3Gとフォトビジョンで数を稼ぎ何とか1位に返り咲いた。


ここでMNPの出番である。この制度は他社ユーザーを自社に引き込む所謂「横取り40萬」作戦だ。


参考:横取り40萬

参考:横取り40萬




他社に-1、自社に+1と移転元の会社とは2件差をつけることが出来る。飽和状態の携帯業界では一番効率が良い。


しかも月に1万円以上使うヘビーユーザーはさらに無料期間の延長と優遇だ。

そしてライトユーザーには月月割の改訂(改悪?)である。聞くところによるとソフトバンクからの流出も多いらしい。

狙いは、ライトユーザーを放出しヘビーユーザーの獲得によるARPUの向上だ。

※ARPU(Average Margin Per User)
客単価 



元々のライトユーザーをヘビーユーザー化するのは難しい、であればヘビーユーザーを他社から頂こうと言う魂胆だ。

顧客総入れ替え作戦はうまく行くのだろうか?


実際問題スーパーボーナス一括8円ケータイユーザーばかり増やしても事業は成り立たない。

経営改善化に向けて大きな舵取りを始めたソフトバンクから目が離せない。


このやりすぎな感じで分かりやすいキャンペーンでソフトバンクは業界内で生き残っていけるのか見物である。


(ライター: アンドロイド@カズキ)

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