直近のTCA契約者数の好調なキャリアを見ていると某キャリアを除いて
データ通信が強いキャリアが堅実な伸びを見せている。
そこで今が旬!!とばかりにデータ通信に絞って書き綴って行きたい。
まずは国内最大手のドコモを取り上げよう。
ドコモは2007年10月22日より「定額データプラン」を提供している。
当時はドコモの提供するPHS向けサービス「@FREED」の終了を受けて代替として登場した。
プランは2つあり「定額データプランHIGH SPEED」「定額データプラン64K」だ。
料金は「定額データプランHIGH SPEED」が4200~10500円、「定額データプラン64K」が4200円で固定。
なお別途ISP料がかかる。
通信速度は最大7.2Mbps。エリアはドコモの携帯電話と同じ。
筆者も仕事で使ったことがあるが実行速度は比較的安定して2Mbps程度だった記憶がある。
札幌駅近郊での利用だったのでユーザー数は相当の数の中で中々の速度だ。
また音声主体のキャリアは周りの音声ユーザーのパケット通信もあるのでいくつかの制限もある。
本プランの注意事項としてはトラヒックを圧迫しないようにプロトコル制限を設けている。
「P2P」「動画のストリーミング」は行えないようになっている。
動画に関しては「YOU TUBE」に関してはFLASH動画なので閲覧は可能だ。
料金に関しては2年契約である「定額データ割」に加入すると上限額が3780円割引になるので4200~6720円で利用できる。
またドコモのバリュープランで加入するとさらに735円割引になり3465~5985円で利用できる。
がしかし、カード端末は分割購入となり、24ヶ月間割賦を払う必要がある。
ただしこれは6月末までの話で7月1日からは「定額データプラン スタンダード」「定額データプラン スタンダードバリュー」と舌を噛みそうな名前のプランが始まる。
これは今までのプランよりもスタート金額つまり下限を下げたプランである。
ドコモの殆どの契約がバリュープランの契約なので通常プラン(ベーシックプラン含む)は割愛させて頂く。
新定額プラン、「データ定額プラン スタンダードバリュー」は2年契約である「定額データ スタンダード割」に加入することで、1000~5985円で最大7.2Mbpsの高速通信をFOMAの広いエリアで使える。
イーモバイルをかなり意識した料金体系だ。
PCとのセット販売もここのところ好調な様だ。
下限を下げて敷居を低くしたのは良いがパケット単価が今までの0.0126円から0.042円と3倍以上になっている。
少しでも使ったら上限まっしぐらである。
国内最大手の会社が消費者を騙す様なプランである。
以前筆者が使っていた頃はメール送受信、軽いネットブラウジングくらいの使い方であれば上限までは行かなかったが、新しいプランだとそうは行きそうに無い。
エリアが広い、スタート金額が安いにつられて購入しては後々痛い目を見そうだ。
そもそも上限5985円は安く見えがちだが、ISP料金(同社が提供するmoperaU定額HIGH SPEEDコース)を足すと6825円、さらに割賦代金とイーモバイルの「にねんMAX」と大差ない。プロトコル制限のことを考えると悩んでしまう。
他社(この場合イーモバイル)はカード端末単体で買うと上限額は4980円、ドコモは5985円。
ドコモはPCとのセット販売に力を入れたいように考えられる。
昨今のUMPCのセット販売で投売りされたPCの耐用年数を考えると2年後、3年後の買い替え時期に魅力的なサービスになっていることを願いたい。













