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2009.05.10
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春のヘッドフォン祭2009

headphone_ms3


2009/5/9(土)に中野サンプラザにおいて開催された春のヘッドフォン祭2009の状況をお伝えします。

春のヘッドフォン祭2009は15階フロア全ルームを使い、30社もの出展がありました。

出展企業は以下のとおり

・ゼンハイザージャパン株式会社
・有限会社スタックス
・株式会社タイムロード
・完実電気株式会社
・株式会社メース
・ティアック株式会社
・株式会社日本ボイス
・株式会社セカンドスタッフ
・株式会社インターシティ
・株式会社オーディオテクニカ
・山陽化成有限会社
・株式会社フックアップ
・株式会社エントリージャパン
・ヒビノインターサウンド株式会社
・東京サウンド株式会社
・C.E.C株式会社
・株式会社デノン
・ゼネラル通商株式会社
・McAUDI 第一通信工業株式会社
・フォーカルポイントコンピュータ株式会社
・フォステクスカンパニー
・ミックスウェーブ株式会社
・Music TO GO!!(一般参加)
・Helter Skelter(一般参加)
・株式会社イーフロンティア
・加賀ハイテック株式会社
・株式会社iZO
・DigiFi JAPAN
・zionote株式会社
・フューレンコーディネート

今回は取材班の都合により、全出展企業を取材することができなかったので、独断と偏見で出展企業様を厳選してお送りします。
取材、紹介できない企業様、ごめんなさい。

では、それではDigiFi JAPANブースよりお送りします

S2 OPERA(左) S5 OPERA(右)



OPERAシリーズはBluetoothの拡張版ともいえるkleer技術を使ったネックストラップタイプのワイヤレスイヤフォンで、

S2が3.5″ステレオミニプラグ対応版、S5がapple iPodシリーズに採用されているDockコネクタ対応版です。

このシリーズはkleer技術を使用しており、高音質なワイヤレス環境を提供しています。kleer技術はbluetoothに比べ

て、データ転送量が多いことによって音声を無圧縮で送ることができます。

また、kleerは一つの送信機から同時に4つのレシーバーに伝送できるため、一つのプレイヤーで4人同時に聞くことが

できます。

試聴してみましたが、ワイヤレスとは思えないハイファイさでした。無圧縮は伊達じゃないですね。

ちなみにどちらの機種もコントローラーがついており、S2は音量のみ、S5は直接iPod自体を操作でき、音量、再生・停止

曲送り、曲戻しができます。

発売日は6/20,価格はどちらも18900円です。

S5 OPERA BOX裏面



S5 OPERA(iPod touch装着例)




続いてはstyleaudioブース

こちらはUSB接続型オーディオDAC & ヘッドフォンアンプです。

CARAT-TOPAZ



ソケット基盤



CARAT-TOPAZ製品紹介ページ



お次はFOSTEXブースです。どうやら初出展のようです。

T50RP,T40RPmkIIn,T20RPmkIIn,T-7M,T-5MとFOSTEXで販売されているヘッドフォン

全てが試聴できるようになっていました。

音質はやはりT50が再生周波数帯域が15~35,000Hzあるだけあって、高音の伸びが他のグレードを軽く凌駕しているよう

に感じました。人間の耳は20~20,000Hzの間しか聞こえないはずなのですが・・・。やはり倍音が違います。

今までT50RP,T40RPmkIIn,T20RPmkIInは全く同じデザインだと思ってましたが、T50RPだけサイドのアームがブロンズ色

なのに初めて気づきました。

T50RP,T40RPmkIIn,T20RPmkIInはスタジオモニター的に作られているだけあって癖があまりなく個人的には好みですが、

ジャックが標準ステレオなので、ポータブルで使うにはちょっと不便です。

T-7M,T-5Mはステレオミニプラグ&折りたたみ式なので、使い分けれると便利です。

FOSTEXブースの方はWillcom 03を使用しており、粋なお兄さんでした。

(手前から)T50RP,T40RPmkIIn,T20RPmkIIn



FOSTEX Homepage


続いては加賀ハイテック(PHILIPS)ブース。

PHILIPSブースでは、SHE9850,SHE9800,SHE9700の試聴ができました。

どの機種もPHILIPSらしい派手で元気がいいサウンドを提供してくれます。

ですが、やはり一番は上位機種であるSHE9850です。元気のよさはそのままながら、低音が他機種に比べて

出ており、上品さが加わり、さすが上位モデルという印象です。そして、他のモデルと違って付属ケースがハードタイプ(笑)

ここでも高級感がでています。まあ、ケースの分、安くならないかという声も聞こえてきそうですが。

そして、個人的に注意したいのは、SHE9800。このモデルは耳に入れる部分が特徴的な形をしており、耳の小さい方だと

装着すらできない可能性があることです。筆者はかなりぎりぎりで装着できましたが、女性の方は装着するのが難しい方が

多いのではないかと思います。音質は文句ないのでそこが少し残念です。

PHILIPS earphones



SHE9700 付属ケース



SHE9800 付属ケース



SHE9850 付属ケース



PHILIPS Earphones
加賀ハイテック株式会社 Homepage

続いてはDENON ブースです。

こちらは今回は新商品はありませんでしたが、D7000,D5000,D2000,D1000をはじめとするほぼすべての

ヘッドフォンが終結しておりました。

DENON製品を一言で表すとすると、『やさしい音』。

これにつきます。耳をやさしく包み込む絶妙なホールド感もナイスです。

DENON BOOTH



AH-D7000



DENON Headphones


続いては、KOSS,Beyerを販売するティアック株式会社ブース

まずは、KOSS製品から。

KOSSは新製品が一気に5種類が6月末~7月頃発売予定だそうです。

新製品は赤が個性的なCC_01,金属性のアームが特徴的なKDE250,そしてKDX100,KDX200,KDX300。

どれもKOSSらしくダンスミュージックによく合う音質となってますが、特にKDX300でダンスミュージックを

聞いてしまうと、他には移れないほど、抜群のハマり具合をみせてくれます。

KOSS CC_01



KOSS KDE250



KOSS KDE250詳細



KOSS新製品群



img_3859

左下に見えるのがKDX100,その右からKDX200,KDX300のパッケージ、左上はCC_01パッケージ,右上はKDE250とパッケージ



続いて同じくティアックブースより beyerdynamic。

こちらも新製品がIN-Ear Headphoneが3種、ヘッドフォンが4種でます。こちらは6月頃発売予定とのことです。

In-EarはDTX 60,DTX 80,DTX 100が出ます。特にDTX 100は筆者が今回紹介されているIn-Earで一番好印象を持ちました。

価格は1万2000~3000円程度(?)とのことです。

またヘッドフォンは現行機種をポータブルプレイヤー用にインピーダンスを低く設定したモデルが新しくでるとのこと。
こちらも6月頃の発売のようです。


beyerdynamic DTX100



NEW headphones




そして今回の目玉!!
SENNHEISER HD 800です。

価格は約15万円!!販売時期は6月頃だそうです。

音質は文句なし。忠実な音を再現していると思います。

高級オーディオシステムでワイン片手にクラシックを聴くのが一番あってると思います。(笑)

なんでも、ハンドメイドで日産40台ほどだとか・・・。

とにかく、手に入れられる方が羨ましいですね。ハードウェアを所持することの醍醐味を味わえると思います。

SENNHEISER HD 800&case



HD 800



HD 800 装着例



HD 800 ユニット部品




オーディオマニアのアイテム1



ヘッドフォン祭では各社のヘッドフォンの展示・紹介の他、オーディオマニアの社交場にも使われていました。


各自自慢の逸品を持ちいったり、改造・改良手段の情報交換などを行っていたようです。

上の写真は『改造・改良』をメインに行っている方々の様子。

パーツを分解したりしている様子がわかります。


こちらはコレクター・リペア中心のテーブル。

記者が取材に伺ったところ帰宅準備をされていたのですが。


あれよ・・・


あれよ・・・あれよ・・・


とテーブルがいっぱいに。

記者の情報能力では把握しきれないほどのアイテムが勢ぞろいしていました。

オーディオマニア・ファンの方にはたまらない光景です。


人柄も良い方ばかりで、自慢の逸品を手にとって紹介して下さったり、


内部を分解して紹介して下さったり。

写真のヘッドフォンは非常に古いもののようで、内部構造が非常にシンプルです。

音の質問をしたところシンプル故、いい音がするものがあったりするようです。

全体的にこれらアンティーク化したヘッドフォンでは、現在製品化されているヘッドフォンよりも「やさしい音」がするようです。

現行モデルにはない音質を楽しむのもコアなファンならでは。


こちらは戦前に制作されたヘッドフォン。

ハウジング部分の右上には『BBC』の文字が。

これを使ってモールス信号を送ったとか、送らないとか。

当時の端子部分は圧着端子だったようです。このアイテムを紹介して下さった方はご自身でリペアを行い現在も使えるようにしていました。


熱狂的なオーディオファンの方とお話しさせていただき記者が感じたのは、『音も大事、モノも大事、それよりも人とのつながりを大事いしている。』ということでした。

自慢の恋人を紹介するような、相思相愛のパートナーを紹介するような、そんな優しい時間がそこには流れていたのではないでしょうか。

正直異様な光景が展開されていたのは否定できませんが、好きなジャンル・カテゴリを共有し合うには輪に入って、より詳しい方たちと話してみるのもこのようなイベントの楽しみ方の一つだと取材が終わる頃には感じていました。

これはヘッドフォンに関わらず「すべての」サブカルチャーに言えることでしょうね。


さらにLiveart GEEKSでは春のヘッドフォン祭2009のフライヤーイラストを執筆されたイラストレーター47Ag Dragonさん(オーディオライターの城所 委佐武さん)に取材することができました。

47Ag Dragon(城所 委佐武)さんの執筆された

47Ag Dragon(城所 委佐武)さんの執筆された春のヘッドフォン祭のイラスト



47Ag Dragon(城所 委佐武)さん



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-今回のイラストはどういった経緯で執筆されたのでしょうか(Liveart GEEKS取材記者)

フジヤエービックの谷口さんからお話があって描かせていただきました。

元々お店の常連で、自分の描いた同人誌をお店の方にも置かせていただいています。



-ヘッドフォン祭と言いますと、どうしてもマニアックなイメージがあるのですが、今回のイラストは非常に目を惹きますね。

普段描いているイラストよりも(アニメ絵的な部分を)控え目に描きました。

他にも「新・萌えるヘッドホン読本」にイラストも描かせていただいています。



-今回のイベントで気になる製品はどれでしたか?

HD800とedition8です。

HD800は音の広がりと立体感が綺麗ですね。今までのゼンハイザーの感じからするとクリアな感じがしました。

edition8は以前に出ていたモックよりまとまっていていい感じでした。割と刺激的な音で、ヘッドホンよりむしろPAのような音が好きな人に合うように思います。


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(2009/5/11 修正)
(取材内容に一部47Ag Dragon(城所 委佐武)様のコメントと意図していない表現が含まれ、実直なインタビューが掲載できておりませんでした。
Liveart GEEKSの取材ミスによるものです。
Liveart GEEKSを閲覧している方、及び47Ag Dragon(城所 委佐武)様様には多大なご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。)


快く取材にご協力いただいた47Ag Dragon(城所 委佐武)さんに感謝します。

47Ag Dragon(城所 委佐武)さんの他のイラストや活動についてはウェブサイトにて紹介されていますので、気になる方は是非。

47Ag Dragon(城所 委佐武)さんのイラストサイト:人外†魔境

ヘッドフォン選び支援サイト:イイ!ヘッドフォン


今回は春のヘッドフォン祭との事でしたので、記事を読んで興味をもたれた方は『秋の』ヘッドフォン祭に期待してみてはいかがでしょうか。

きっと人柄のいいオーディオマニアの方もいらっしゃると思いますよ。

もちろんLiveart GEEKSでも取材させていただこうと思っています。



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